AKDは、MOL ChemicalTankers Pte. Ltd. (以下「MOLCT」) に対し、グローバルロジスティクスにおけるリーディングカンパニーであるDen Hartog Logistics (デンハートフ) との戦略的業務提携に関するアドバイザリーサービスを行いました。この業務提携は、タンクコンテナ、パーセルケミカルタンカー、タンクターミナルから成る液体化学品の総合物流事業を共同で展開、合理化していくことを目指しており、MOLCTはDEN HARTOGH HOLDING B.V.の発行済株式の20%を一人株主であるDen Hartogh Beheer B.V.から取得しました。
MOLCTのCEO & Managing Directorの渡邉律夫氏はプレスリリースにて、「DH グループと MOLCT は、全てのお客様に対して引き続き良質の輸送サービスを提供し、更なる顧客満足度の向上のために尽力することをお約束します。」と述べられております。
MOLCTは液体化学品や動植物油の海上輸送において世界をリードしており、ステンレススチールカーゴタンクを主として、約80隻、約160万トンの貨物積載量を運航しています。また、MOLCTはタンカー、ドライバルク船、LNG船などの幅広いサービスを世界中で提供している株式会社 商船三井の完全子会社となります。
AKD はMOLCTに対し、今回の業務提携に関する幅広い法的問題をアドバイスし、PwCおよびコーポレートアドバイザリーサービスを行う株式会社黎明グローバル・アドバイザーズとともにサポートいたしました。AKDからは、AKDのアジアデスクのトップも務めるパートナー弁護士のErwin Rademakers及びJeroen Pop、
またNick Hessing、Lars Subnel両弁護士もデューデリジェンスチームと共にサポートいたしました。